親知らずってどうしたら?
- 2023年5月4日
- 口腔外科
こんにちは!豊中市庄内すみだ歯科クリニックの住田 啓士です。
みなさまGWはいかがお過ごしでしょうか?
ブログ見ていただきありがとうございます。
今回も歯について書いてみます!
今回のテーマは『親知らず』です。
よく親知らずって抜いた方がいいの?と聞かれます。
結論は『人それぞれ!』なんです。
が、中には抜いた方がいい方もいます。
今回はそんな親知らずについて、
どんな人が抜いた方がいいいのか
いつ抜くのか?
について綴りたいと思います。
そもそも親知らずとは、前から8番目の歯のことで早い人で高校生くらいで歯ぐきから
頭を出します。
親知らずは、いらない歯というイメージの人も多いですが被せ物の土台として使ったり、無くなった歯の代わりとして使えたりもするので、あってよかったなと思うこともしばしばあります。
ただ一番奥にあるため磨き残すことが多く、真っ直ぐに生えていなかったりするとさらにその可能性が増すので虫歯、歯周病の原因となることがあります。
そのため、生え方などをみてリスクを考えながら抜歯するかを検討します。
ちなみに真っ直ぐに生える確率は、0.6%とも言われておりなかなかキレイに生えてきてくれないことが多いようです。
また親知らずがある人は94%にも及ぶと言われています。
そのため多くの方が意外と虫歯のリスクを抱えているかもしれないので
一度歯科医院で見てもらった方がいいかもしれません。
そんな親知らずですが、いつ抜いた方がいいのでしょうか?
これにも様々な考えがありますが、僕は抜くのなら早めの方がいいとお伝えしています。
理由は、年齢を経るにつれ骨が硬くなり抜歯の難易度が上がったり、歯周病などのトラブルを起こす確率が上がるとされているためです。
具体的な年齢を文献的に挙げるとしたら、25歳くらいが一つの基準として考えられます。
また、患者様にとっても年齢が上がるにつれてお仕事で忙しくなったり、出産を控えている等で来院が難しくなる方も多いことも理由として挙げられます。
ということで、虫歯もないし、歯周病なんて関係ない!と思っている方こそ意外と親知らずで苦労することもあります。
是非是非一度検診でチェックしてみましょう~!