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一般歯科
歯垢(プラーク)に含まれる細菌(ミュータンス菌)は糖分やタンパク質を分解します。これが虫歯の原因です。それによって排出される酸などが、歯のエナメル質やカルシウム、リンなどの成分を溶かして虫歯を作ります。歯みがきをしていなかったり、甘いものをたくさん食べているのに虫歯がない人は、もともと持っている細菌の量が少なかったり、溶け出したカルシウムやリンなどの成分を元に戻してくれる働きを持つ「だ液」の力が強い人です。
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こども矯正
当院での治療は主に『固定式』の装置を使用することが特徴です。
矯正の装置は大きく分けると、取り外しができる『可撤式』と歯に固定する『固定式』に分けられます。どちらもきちんとした治療で優劣はつけ難いです。
しかし、小児期に置いて可撤式を使用すると親御さんの手の届かないところで外してしまうことがあります。その場合きちんとした効果が得られません。
そのため当院では基本的に固定式の装置を使う小児矯正をお勧めしています。
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プチ矯正
プチ矯正MTM(Minor Tooth Movement)は、通常の矯正とは異なり、気になる一部の歯を移動させて並べる治療方法です。「上の前歯だけのすき間が気になる」「下の歯の凸凹だけ治したい」など、部分的に治したいとお思いの患者様も多いかと思います。
全体に矯正の装置をつけて治すには、治療期間もかかり治療費も高いため、矯正の治療をあきらめていた患者様には、部分矯正治療が一番良い治療方法かと思います。
また、部分矯正治療は、本格的な全体の矯正治療とは異なり、2~3本からの治療も可能です。治療期間に関しても半年~1年くらいの短期間で(保定期間は除く)歯を動かすことができますし、治療費も抑えることが可能です。
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予防歯科
予防歯科をご存知でしょうか。残念なことに日本は先進諸国の中でも歯に対する意識が低く、予防歯科の概念があまり浸透していません。歯が痛くなってから歯科医院に行くのではなく、痛くなるまでに受診する。定期的にメンンテナンスを受ける。毎日のセルフケアを怠らないなど、積極的に歯を守っていく姿勢が予防歯科の特徴です。気が付かないうちに、歯の病気になっていて気がついた時にはもう手遅れ!なんてことにならないように予防歯科を始めませんか?
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インプラント
インプラントとは、チタンや合成材料で作った人工歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込んでかみ合わせを再生する治療法です。近年は技術や材料の進化で、安定的な治療成績を残すようになり、アレルギーも少なく利用者が増えています。取り外しができる入れ歯や、両隣の歯を削って一塊の歯を入れるブリッジに比べてしっかり噛める、他の歯にかかる負担を軽くできる、隣の歯を削る必要がない、虫歯にならないなどのメリットがあります。一方で、インプラントが骨と結合するのを待たなければならないため治療期間が長くなる、手入れが不十分だと周囲から歯周病に感染することがあり、自費診療になります。また、顎が完全に発達していないお子様には適用できません。
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ホワイトニング
ホワイトニングとは、歯を白くすることで美しくなるための審美歯科の代表的な施術です。飲食による歯の着色(コーヒーや紅茶など)を除去します。歯を削って白くする方法と、歯を削らずお薬で白くする方法があります。虫歯や歯周病があるとホワイトニングが難しいので、口腔内の衛生状況を同時に改善していきます。また神経が無い歯を白くする場合は根の治療を行ってからになります。そうすることで、ホワイトニングの効果が出にくい神経を抜いた歯が白くなりやすくなります。
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ダイレクトCR
可能な限り削らないで歯の寿命を延ばす、新しい歯科医療技術の詰まった治療方法です。
「虫歯で悪いところだけを小さく削り、強力な接着材でコンポジットレジンと言われる材料を直接きれいに埋める」のがダイレクトボンディングです。
矯正やインプラントしか方法がなかった部位にも適応できることもあります。
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口腔外科
口腔外科とは、口の中(口腔)、顎、顔面、ならび周辺領域の外科処置を中心に、その疾患全般を扱う診療科になります。外傷、ならびに顎関節症、唾液腺疾患などの外科的疾患はもちろん、口腔粘膜疾患、神経性疾患、口臭症などの内科的疾患も扱っています。
口の中に疾患があると、食事がうまくとれなかったり会話が困難になったりするほか、見た目の美しさにも影響を与えます。当院では口腔外科認定医が疾患を直接治療するだけでなく、審美的手法も取り入れた治療にも取り組んでいます。